家族葬を検討する前に活用したいエンディングノート

家族葬とエンディングノートはワンセットであると言われています。エンディングノートには財産の分け方や遺品整理についての希望など具体的な事柄のほか、面と向かっては言うことができない家族への感謝の気持ちや大切にしたい思い出など、本当に伝えたいことをそっと書きとめておくという役割があります。行政書士などの専門家のアドバイスのもとでエンディングノートをつくることにより、どんな項目をどのような順番でまとめれば良いのか、より伝わりやすく書くためにはどのような言葉を選べば良いのかなど、自分ひとりでは気づくことができない細かいポイントにいたるまで親切に掘り下げてもらえるため、自分自身でも納得のいくノートに仕上げることができます。

エンディングノートというとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、むしろ、これまで生きてきた人生を前向きにとらえ、残された時間を有意義に過ごすために欠かせないプロセスなのです。エンディングノートは何度でも書き直せるため、その時々の心情をありのままに綴る日記として活用するのも良いですし、あるいは、家族葬の希望を伝える交換日記のような形で気軽に活用するのも良いかもしれません。

終活カウンセラーは家族葬の強い味方です。行政上の手続きに精通するプロフェッショナルでもありますから、財産分与や生前贈与、株式利益の配分など、相続に関することを安心して相談することができます。終活セミナーや講座、カウンセリングなどを積極的に利用することで、何となくタブー視されがちな終活というイベントをよりポジティブにとらえることができ、人生の終焉を納得のいく形でむかえることができます。人生の終わり方について深く考えることはつまり、自分が生きてきた人生をじっくりと振り返ることなのです。